よくある質問

プロジェクターランプとは?

プロジェクターランプは「超高圧水銀発光ランプ」とも呼ばれます。プロジェクターランプはメタルハライドランプに分類され、Philips はプロジェクターランプを「UHP ランプ」という名前で商標登録しました。.

プロジェクタ ランプはどのように動作しますか?

プロジェクターランプは、超高圧水銀で満たされたARCギャップ全体に電流を送ることにより作動します。電気が水銀に作用しランプが非常に強い光度または輝度で発光します。このプロセスで生成された明るい光がLCD(液晶)パネルまたはDLPパネルに投影され、プロジェクターの映像を写し出します。.

プロジェクターランプの製造には複雑な技術が使用されています。そのため、プロジェクターランプは非常に高価になる傾向があります。.

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プロジェクターランプの交換の仕方

プロジェクターランプははプロジェクターの最も重要な部品のひとつです。ランプの光はLCDまたはDLPのパネルに投影され、プロジェクターはその美しいイメージを表示することができます。.

プロジェクターランプ交換の手順

1. ランプのカバーを外します、ランプは通常プロジェクター本体の上部、または下部にありますが側面にある場合もあります。.

2. ランプのカバーを外すとプラスチック製のランプケースが見えます、そのハンドルをゆっくりと慎重に引き出してください。.

3. 新しい交換ランプを入れ替えて、ランプのカバーをつければ、交換完了です

*ランプ交換時にフィルターも一緒に掃除されるとランプを長持ちさせることが出来ます。
*ランプ交換後使用時間のをリセットすると正確な使用時間を確認することが出来ます。.


プロジェクターランプの寿命

プロジェクターには使用時間のタイマーが内蔵されていて、プロジェクターランプが稼働している時間を記録しています。タイマーが特定の使用時間(通常はランプの推定寿命の数時間前)に到達すると、プロジェクター画面に警告メッセージが表示されます。警告メッセージが表示されてからもご利用になることはできますが、新しい交換ランプを当社のホームページでご用意することをお薦めいたします。

警告メッセージが表示されたランプはいつ使用不能になるかわかりません。大切なプレゼンテーション、友人との映画鑑賞などを確実に行うためにも、交換用プロジェクターランプをご用意することをお薦めいたします。

*ランプがまだ正常に機能している場合、プロジェクターのメニューから警告メッセージが表示されないようにすることができます。

*プロジェクターランプがまだ使用可能であっても、タイマーが特定の時間に到達するとランプの使用を遮断するプロジェクターもあります。このような場合は、ランプの時間をリセットすることで引き続き使用することができます。



プロジェクタランプの構造

プロジェクターランプは、発光管、超高圧水銀、電気配線、石英球または反射体、ランプケースなどの複数の部品から構成されています。. .

発光管 - 発光管は2インチほどの茶色の石英で、石英球のベースから上に突き出しています。発光管は高性能機器の近くに配置され、強力な石膏を使って設定されます。.

水銀 - 水銀は大半のプロジェクタランプの発光管内部にあり、超高圧状態となっています。水銀は中を流れる電流の量に影響を受けやすいため、プロジェクタ内に搭載された電気バラストで電流を調整します。このバラストにより、水銀の圧力が上昇し、その後プロジェクターランプの点灯に必要な電圧に下がります。.

電気配線 - プロジェクター電気配線は石英発光管内に溶解定着され、反射体の側面から管の先頭まで配置されています。プロジェクターからの電気がバラストで調整され、プロジェクターランプの背面から側面を通ってプロジェクタの背面に戻る回線内を通過します。.

石英球 - 石英球(反射体)は、プロジェクターランプの強固な外部スケルトンです。石英球は、通常、複雑に反射する金属素材で覆われており、発光管の内部にある水銀の発光により生成される光源を反射させます。石英球で発光管を定位置に配置させ、ベースの仕上げには超強力なコーキング剤が使われています。.

締め具、スポーク、ボルト、ねじ - プロジェクタランプは、プロジェクタ中に電流を流す配線に接続しています。配線は、締め具、スポーク、ボルト、ねじによってプロジェクタランプに取り付けられています。.

締め具は小さな金属片で、プロジェクタランプの側面に接着剤、はんだ、またはクランプで固定されています。締め具は、締め具に対して配線の 1 つを定位置に固定するねじを受け止めます。.

スポークは発光管に接続され、通常ランプの背面の定位置にセメントで固定されています。スポークは、通常、1.5 インチほど突き出していて、2 番目の配線を定位置に固定するボルトを受け止めます。これでプロジェクタランプの回線がつながります。.

ランプケース - プラスチック製容器は成形プラスティックの一種で、プロジェクタランプをプロジェクタ内部に配置する際に、ランプを定位置に固定します。プロジェクタランプは、通常、固定クリップでプラスチック製容器内に固定されています。プラスチック製容器の背面にあるスロットに接続配線を簡単にねじ留めできます。.

プロジェクターランプの詳細については、0120-452-032またはsales@mplamps.co.jpで当社にお気軽にお問い合わせください。. .


プロジェクターランプはどのメーカーが作っているのか?

プロジェクター本体を製造しているメーカーは沢山ありますが、これらのプロジェクター用の純正プロジェクター交換ランプを製造してるメーカーは世界中でも数社しかありません。.

以下がプロジェクターランプ業界の大手主要メーカーです。 -

Philips - グローバルコンシューマーエレクトロニクス企業で、1995年に100%水銀メタルハライドランプを開発しました。100% 水銀の使用により、従来のメタルハライドランプが今まで決して達成できなかったほどの輝度で発光できるようになり、デジタルプロジェクターの実用化につながりました。Philips はプロジェクターランプ界での先駆者であり、現在もこの業界に大きな支配力を持っています。プロジェクターランプ製造と世界の販売市場の70%以上をPhilips がコントロールしているという見方もあります。.

Ushio - ウシオ電機は1964年に産業用光源メーカーとして設立された日本企業です。この企業は現在、「光創造企業」と称し、何百種類にも及ぶさまざまな産業用光源フォーマットを製造しています。ソニー、三洋電気、エプソン、BenQ などいくつもの企業向けにプロジェクターランプを製造し、プロジェクターランプ市場の20%から25%を占めていると推定されます。.

Osram - Osramは世界第2位の規模とされるドイツの照明メーカーです。この企業はメタルハライドランプの発光管を専門に製造していますが、複数のプロジェクタ向けの完全OEMプロジェクタ ランプも製造しています。Osramは、プロジェクターランプ市場の7%から11%を占めています。.

その他 - 台湾、日本、中国などにも少数のプロジェクターランプメーカーがあります。これらのサードパーティー製ランプは、「汎用ランプ」または「互換ランプ」と呼ばれます。.


プロジェクターランプはなぜ高価なのですか?

プロジェクターランプは石英発光管内部に圧縮された超高圧水銀を発光させることにより機能します。水銀で満たされたギャップ全体で放電が起こり、発光して非常に強い光源が生成されます。.

お客様のご想像どおり、このテクノロジーを生成するにはコストがかかります。1個のプロジェクタ ランプを生成するために必要な機器に数千万ドルの製造コストがかかる可能性があります。.

また、プロジェクターのメーカーは、プロジェクターランプが必要な規格に適合するように組み立てられるように、高度な技術を必要とされています。。水銀は正確な圧力で加圧される必要があり、発光管と石英反射体の構造も完全でなければなりません。これらの構成部品が正確な精度で調整されていないと、品質の高いプロジェクターランプを製造することは出来ません。.

さらに、大半のプロジェクターランプは、発光方式と稼働電圧およびワット数がそれぞれ異なっています。これらの別々の設定により、異なる光度レベルまたは ANSIルーメン率が生成されます。したがって、プロジェクターランプを構成する機器は、ランプ固有の設定ごとに再調整する必要があります。.

上記からお察しのように、プロジェクターランプの製造は容易でなく、ランプが高価になるもう一つの要因となります。高品質のプロジェクターランプメーカーは、世界に4社しかありません。製造できるメーカーの数が限られていることは、バナナ農園やフラットスクリーンTV のメーカーよりも市場価格をコントロールすることを意味します。.


プロジェクターランプの互換性

プロジェクタにどのランプでも設置できますか?

プロジェクターランプは固有の設定に対応するように製造されています。これは、水銀に正確な計測をするように圧力がかかり、石英発光管がその圧力に耐えられるように設計されていることを意味します。.

つまり、特定のプロジェクターまたはグループ、あるいは複数のプロジェクター向けに製造されたプロジェクターランプは、そのプロジェクターだけに適合します。たとえば、150W のプロジェクターランプを250Wのプロジェクターランプを必要とするプロジェクター内に配置することはできません。また、同じ250W のプロジェクターランプを必要とするプロジェクターであっても、発光方式と稼働電圧が異なっているプロジェクターには使用することは出来ません。.

プロジェクターランプは、ANSIルーメン率または光率も異なります。ランプの発光方式と稼働電圧が同じ、かつワット数設定が同じであっても、ANSI ルーメン率が異なる場合、プロジェクターが投影する映像の明るさは異なります。.

複数のプロジェクターと互換性のあるプロジェクタ ランプはありますか?

あります。プロジェクター製造メーカーが共同でひとつのプロジェクターランプに独自の型番を付けて販売していることがあります。.

プロジェクターランプの商品画面に、代替ランプと代替プロジェクター情報を表示してあります。表示されている代替ランプであれば、プロジェクターの製造メーカーが異なった場合でもご利用になることができます。ご利用になっているプロジェクターランプを他の製造メーカーのプロジェクターでもご利用になることが出来ます。.

お客様がお探しになっているプロジェクターランプの型番の商品画面にお客様がご利用になっているプロジェクター名が表示されない場合は、ランプの型番が間違っている可能性がございます.

ランプの型番からの検索に問題がある場合は、 プロジェクターモデルの型番で検索するか、カスタマーサポート0120-452-032までご連絡ください。.




プロジェクタ ランプの寿命を延ばす

プロジェクターランプの寿命は使用環境によって推定寿命よりも短い時間で壊れてしまう可能性があります。空気の流れ、設置環境によって温度が高くなりすぎると早めに寿命が尽きてしまいます。以下はプロジェクターランプの寿命を延ばすためのヒントです。.

換気 -

ご使用のプロジェクターランプを長期間使い続けるために最も重要なことは、換気が十分できるスペースにプロジェクターを取り付けることです。部屋の角、シーリングの近く、壁の近くなどの空気の流れがほとんどない場所に設置されたプロジェクターは温度が上がりやすくランプの寿命が早く尽きてしまいます。.

圧縮空気を当てる -

プロジェクター内に集まるほこりにより、プロジェクターランプが徐々に高温になっていくおそれがあり、ランプの寿命が短くなります。この問題を解決する最も簡単な方法は、プロジェクター内を掃除機などを利用して圧縮空気を当てることです。プロジェクターを頻繁に使用する場合は、お客様の判断で、このプロセスをより多く実施してください。.

フィルタの交換や清掃を定期的に実施する -

現在の大半のプロジェクターには、内部にほこりがたまらないようにするフィルターが用意されています。フィルターにほこりがたまった場合、プロジェクター内の温度が上昇しランプの寿命が短くなる可能性があります。定期的にフィルターを清掃することによってプロジェクターランプの寿命を伸ばすことができます。.

プロジェクタのオン/オフの切り替えを素早く行わない -

プロジェクターのオン/オフの切り替えを素早く行うと、ご使用のプロジェクターランプの寿命に悪影響を与える可能性があります。プロジェクターランプは、安定した電流で稼働するまで通常1分ほどかかります。プロジェクターは内部に特殊なバラストを備えており、プロジェクターランプを高圧で発光し、そのあと低圧での稼働に切り替わります。プロジェクターのオン/オフの切り替えを素早く行うと、超高圧水銀の状態が不安定になり、プロジェクターランプを次回にご使用になる際に、不具合が発生する可能性がございます。.

プロジェクタをエコノミー モードで実行する -

現在の大半のプロジェクターには通常モードとエコノミー モードが用意されています。エコノミーモードで使用すると、プロジェクターランプを若干低い輝度レベルで発光させるため、プロジェクターランプの寿命を延ばすことができます。プロジェクターにエコノミーモードがあるかどうかわからない場合は、プロジェクターのマニュアルを参照するか、メーカーにお問い合わせください。.


プロジェクタ ランプのテスト

プロジェクターランプのテクノロジーは、家電製品や従来の電気製品より複雑で多様なため、プロジェクターランプの動作をテストする際に、いくつかの点を承知しておく必要があります。.

1. プロジェクターランプはカスタマイズされたバラストを使用しており、発光フェーズにおいてこのバラストを高圧でチャージすることによりランプを発光させ、発光回路が作成されると稼働電圧が下がります。.

2. プロジェクターランプは、AMPメーターまたはOHMメーターではテストできません 。プロジェクターランプは、発光管全体で高圧水銀を発光させることにより動作します。水銀が配置されているところには導電性材がないため、AMPまたはOHMでプロジェクターランプの動作をテストしてもランプは動作しません。.

標準的な家電機器を使ったプロジェクターランプのテストはできません。プロジェクターランプのテストを行うには固有のテスト用機器を購入する必要があります。プロジェクターランプのテスト用デバイスを求めることのできる場所については、Philipsにお問い合わせください。.


プロジェクタ ランプに触れることはできますか?

プロジェクターランプの取り付けに関して、特にランプの取り付け時にランプに触れることに関しての質問が多くなっています。プロジェクターランプはハロゲンランプではありませんので、一定の場所に触れても問題ありません。.

ただし、発光管には指で触れることのないよう、強くお勧めします。発光管は石英で作られていて、指紋が付くと、その場所が局地的に他より熱くなります。燃焼温度が高くなると、発光管の動作が不安定になり、爆発の原因となります。.

発光管を取り囲む球体または反射体の内部にも 触れない ようにしてください。この場所に触れても局地的に高温になり、プロジェクタ ランプの性能が不安定になります。.

球体または反射体の外側に触れてもプロジェクタ ランプの寿命や性能にダメージを与えることはありません。プロジェクタ ランプの外側に触れたりする前には、手を清潔にしておくようにしてください。手にひどく汗をかいている場合や、ランプに触れたくない場合は、ランプを扱う際にゴム手袋を着用することをお勧めします.


アメリカで購入したプロジェクターランプを日本のプロジェクターで使うことはできますか?

コンセントの電圧規格はアメリカと日本では異なりますが、プロジェクター自身で電力を変換するためアメリカで購入したプロジェクターランプを日本で購入したプロジェクターで使用することができます。その他の外国で購入したプロジェクターランプも使用することが可能です。またこの逆も可能です。.